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2018.02.13 UP

「天空の城ラピュタ」あの”飛行石の洞窟シーン”が現実に!?

南半球でしか見られない、美しすぎる光の洞窟をご紹介。

南半球でしか生息しないと言われるとても貴重な昆虫「土ボタル」。湿った洞窟に生息し、日本の蛍のように自ら光を放つその幻想的な光景が、「天空の城ラピュタ」に登場する”飛行石の洞窟シーン”のようだ!と、今話題になっています。今回は、そんな南半球でしか見られない、美しすぎる光の洞窟をご紹介します。

text_Kaori Anbo

●土ボタルとは?

南半球でのみ見ることができる貴重な昆虫。自ら光を放つところは日本の蛍とよく似ていますよね。ですが、蛍と土ボタル全くことなる生き物です。英語では「グローワーム(glow worm)」と呼ばれている土ボタルですが、日本語では「ヒカリキノコバエ」。その名の通り、キノコバエ科の幼虫なんだそう。幼虫なので飛ぶことはなく、洞窟などの湿った岩に生息し、約6〜12か月の幼虫の期間にだけお尻の先端を青白く光らせます。メスに限ってはオスをおびき寄せるため、サナギの期間でも光を放つといわれています。このとても神秘的な光は、土ボタルが幼虫の期間だけのとても儚いものなのです。

●土ボタルはどこで見られる? 

土ボタルが生息しているのは、世界中でオーストラリアとニュージーランドだけと言われており、とても珍しい昆虫です。さらに、土ボタルは湿気を好むため、梅雨の時期や雨の日のほうが見られる数も多く、その光もさらに強く幻想的な光景に出会えるのだそう。

<おすすめ鑑賞スポット ①オーストラリア>
世界遺産スプリングブルック国立公園

世界遺産に指定された自然豊かな美しい地域「スプリングブルック国立公園」。公園内にある自然の洞窟「ナチュラルブリッジ」はオーストラリアで最大の土ボタル生息地と言われる有名なスポットです。

洞窟の天井一面が土ボタルが放つ青く幻想的な光で埋めつくされ、「天然のプラネタリウム」「森の宝石箱」とも呼ばれています。

<おすすめ鑑賞スポット ②ニュージーランド>
ワイトモ鍾乳洞

『ロード・オブ・ザ・リング』ホビット村のロケ地としても有名なニュージーランド。貴重な土ボタルを見られるのは、人口わずか1万人ほどでのどかな牧草地帯が広がる町、ワイトモにある「ワイトモ鍾乳洞」です。ワイトモへはニュージーランド北島に位置するニュージーランド最大の都市オークランドから車で約3時間ほど。小さな町ですが、土ボタルやこの鍾乳洞を見るため、世界中から観光客が集まる人気スポットでもあります。

約3000万年かけて自然が作り出した見事な鍾乳石に目を奪われながら洞窟内を進むと、洞窟内を流れる川が現れます。ここからは小さなボートに乗り込み土ボタル鑑賞スタート。天井を見上げれば小さな青白い光が無数に広がり、満天の夜空を見ているような感動的な光景が広がります。

いかがでしたか?

まさに「天空の城ラピュタ」のワンシーンを思わせる幻想的な世界!ジブリ好きもそうでない人も、思わず「わ〜!」と声を上げてしまいたくなる美しい光の空間は一見の価値ありです!