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2017.05.29 UP

神秘の空中都市「マチュピチュ遺跡」を100倍楽しむために!

世界遺産「マチュピチュ遺跡」の歴史と謎、見どころをご紹介。

マチュピチュ遺跡にはまだまだ解明されていない謎の建造物や神殿が数多く残されています。絶景を眺めるだけではなく、インカ帝国の歴史に少し目を向けておくと、より一層楽しむことができるんです!そこで今回はマチュピチュを100倍楽しむための歴史や見どころをご紹介します。

text_Kaori Anbo

インカ帝国最大の遺跡「マチュピチュ」

今もなお多くの謎を残すインカ帝国最大の遺跡「マチュピチュ遺跡」。
1983年に世界遺産に登録され、2007年には新・世界七不思議のひとつにも選ばれています。標高2400メートルという断崖絶壁に建設され、”天空の都”や”空中都市”と呼ばれています。
また、当時の技術では不可能としか思えない精密で堅牢な神殿や石畳をどうやって作ったのか、そもそもこんなにも巨大な石をどこからどうやって持ってきたのか。。
皮肉にも高度な技術を持つインカの人々は文字を持たなかったことから、その謎は未だ解明されないままです。

16世紀半ば、スペインの侵略から逃れるためにインカの人々が建設した秘密都市という説もありますが、インカの人々がこの都市で生活をしていたのはわずか80年ほど。山裾からは確認することができない秘密都市は、1911年にアメリカの探検家ハイラム・ビンガムに発見されるまで、400年以上ものあいだ人目に触れられることなく廃墟と化していました。

ベストシーズンは?

マチュピチュのベストシーズンは5〜9月。雨季と乾季があるこの地域は、雨季の1〜3月の間はほぼ毎日雨が降ります。霧に包まれた遺跡も神秘的な美しさが増し見ごたえがありますが、急な斜面や階段が多いマチュピチュは、乾季の5〜9月の観光がオススメです。
昼間の気温は1年を通して20度前後と過ごしやすいのも特徴。ただし夜は冷え込むため、脱ぎ着しやすい服装を心がけると良いでしょう。

さて、この謎多き空中都市は遺跡好きにとっては「1日では回りきれない!」と思わせるほど魅力の詰まった場所!
ここからは知っておくとマチュピチュ遺跡を100倍楽しめる、そんな遺跡内のエリア情報をいくつかご紹介しましょう。

●ワイナピチュ●
遺跡全体を一望できる「ワイナピチュ」山頂からの眺めはマチュピチュ遺跡1番の絶景です。遺跡からの標高差は約300mと比較的登りやすく、ツアーにも組み込まれていることも多い欠かせないスポット。300mとはいえど、スニーカーと軍手は必須です!

●インティワタナ●
マチュピチュの最も高い地点にある日時計。「インティ」は「太陽」、「ワタナ」は「結ぶ」を表し「太陽をつなぎとめる場所」という意味があります。インカの人々は太陽歴を使用し、種まきや収穫の日を判断していました。インティワタナはマチュピチュ最大のパワースポットとしても注目されており、訪れた観光客は石の上に手をかざしていきます。

●太陽の神殿●
この神殿の凄いところは、曲線を描いた石組みであるところ。これはとても高い技術が必要なんです。さらに石と石の間にはカミソリの刃も通さないほどの精密さで、数百年経った今でも美しい姿のままで残っています。塔には2つの窓があり、東の窓は冬至の朝に、南の窓は夏至の朝に太陽が差し込むように作られていることから、暦を刻むための建物だったのではないかと言われています。

●段々畑●
総面積約5k㎡のマチュピチュ遺跡の半分は段々畑の石組みになっています。1段の高さは3mほど。ここでは自給自足の生活が行われていて、およそ750〜1000人のインカ人が住んでいたと推測されています。ただし、すべてが作物を育てるために使われていたのではなく、山崩れ防止や神様への捧げ物を置く場所としても活用されていたのだそう。
そして雨量の多いこの土地で数百年もの間崩れなかったことや、完璧に整備された水路などでも文明の高度な技術をうかがい知ることができます。

いかがでしたか?

知れば知るほど奥が深く、数百年も前にここで文明を築いたインカの人々の暮らしを想像したくなります。もっと詳しく歴史を学びたい!という方には知識豊富なガイド付きツアーがオススメ!死ぬまでに一度は行きたい憧れの絶景「マチュピチュ」を訪れる日が楽しみになりますね。