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2017.05.19 UP

400年以上栄華を極めたタイ最大の王朝 世界遺産「古都アユタヤ」

タイの偉大な歴史を感じられるおすすめの遺跡をご紹介。

チャオプラヤー川とその支流に囲まれた場所に広がり、400年以上もの間アユタヤ王朝の都として栄えた「古都アユタヤ」。タイの歴史上最大の王朝であり、長い年月の中で築いたアユタヤの建築物や寺院が残る遺跡群には、歴史的価値の高い遺跡の数々が眠っています。1991年にはユネスコの世界遺産として登録されました。今回は、タイを代表する世界遺産「古都アユタヤ」の偉大な歴史を感じられる、おすすめの遺跡をご紹介します。

text_Kaori Anbo

アユタヤ遺跡群とは?

アユタヤとは1351年〜1767年もの間、タイの中心として栄華を極めたタイ族の王朝のこと。中国や日本などの東アジアや東南アジア諸島、アラブなどとの貿易で栄え、1767年にビルマ軍(現在のミャンマー)により滅亡されるまでの417年間発展し続けた、タイの長い歴史の中でも最大の王朝とも言われています。

残念ながら1767年の戦いで多くの建物や仏像が破壊されほとんどの寺院が廃墟となってしまいました。それでも崩壊を免れ現在も残るアユタヤの遺跡群では、当時の王朝が築いた歴史を感じることができます。その数ある遺跡の中から、ぜひ訪れてほしい貴重な遺跡をご案内します。

ワット・マハータート

大木の根に覆われた仏像が有名な寺院。タイに来たら必ず訪れたい神秘的なスポットです。かつては仏塔の頂上が黄金に輝く寺院だったそうですがビルマ軍の侵略によりその美しい寺院や仏像も壊滅し、廃墟と化してしまいました。その際に切り落とされた仏頭が長い年月を経て木の根に埋まりこのような形になったと言われています。

ワット ヤイ・チャイ・モンコン

14世紀の中頃にアユタヤ王朝の初代王ウートン王が建てた寺院でアユタヤの市街から少し離れたところにあります。それが幸いし、アユタヤ王朝が崩壊する原因となったビルマ軍の猛攻から逃れることができたのだそう。数あるアユタヤの寺院の中で唯一、当時建造されたままの姿を保っている貴重な寺院でもあるのです。
高さ約72メートルの仏塔は遠くからも見えるほどの高さで、アユタヤのランドマークとなっています。仏塔には上まで登れる階段が設けられており、アユタヤの都市を一望できる絶景スポットとしても人気です。ワット ヤイ・チャイ・モンコンに入ってすぐあらわれる「寝釈迦」も有名。寝釈迦やその他の仏像の表情が皆、穏やかな顔つきなのが印象的です。

ワット・ローカヤースッター

アユタヤに来たら欠かせない、人気スポット。ワット・ローカヤースッターには本堂はなく、広大な草原に悠然と横たわる高さ5m、全長28mの巨大寝釈迦仏を見ることができます。ワット・ローカヤースッターもビルマ軍の破壊によって大部分が崩壊し、現在残っているのは1956年に復元されたこの涅槃仏のみなのです。目の前にするとその想像以上の大きさと迫力に驚くほど。静かに笑みをこぼしたような優しげな表情は、見たものの心までも穏やかにし、人々を魅了し続けているのでしょう。

ワット・パナン・チューン

アユタヤが首都となる26年も前に建てられ、何度も繰りかえされたビルマ軍の攻撃を免れ奇跡的に残ったことから、縁起のいいお寺として今もなお多くの人々から信仰されている仏教寺院です。本堂には高さ19mに及ぶ金箔で覆われた巨大な黄金仏の座像が安置され、堂内は他の寺院とは違った雰囲気で煌びやかな中国風の装飾で飾られています。

ワット・プラシーサンペット

アユタヤ王朝の遺骨を納めた仏教施設。王の遺骨は東西に並ぶ3つの仏塔に納められていたのだそう。かつては高さ16mの純金に覆われた仏像が安置された本堂がありましたが、これも当時の交戦により破壊。それでも、一部破壊を免れ修復されて残った遺跡は、当時のアユタヤ建築をそのままの姿で見ることのできる貴重なものとなっています。

象乗り体験

アユタヤ遺跡を巡るのにぜひ体験してほしいのがこれ!一般的にはジャングルの中を歩くコースが多い象乗り体験ですが、アユタヤでは街の中を遺跡を眺めながら回れるコースなので、ここでしかできない貴重な体験になるはずです。また、象の背中のから眺めるアユタヤ遺跡もまた違った見え方で、新たな発見があるかもしれませんよ!

いかがでしたか?

かつて栄華を誇ったアユタヤ王朝の名残が、廃墟と化した今もなお感じることができるアユタヤ遺跡群。夜になるとライトアップされる遺跡もあり、より一層神秘的な雰囲気が漂います。美しいだけではなく、その歴史的背景にロマンさえ感じるアユタヤへを訪れてみませんか?